プロフィール

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不妊カウンセラー/家族相談士 池田麻里奈

1975年東京生まれ、北海道育ち。妊活をきっかけに幸せの価値観が180度変わり家族の意味を考え直す。不妊治療中に不育症と診断され、流産・死産を経験。血のつながり、赤ちゃん養子縁組、子どもの人権に関心をもつ。現在不妊に悩む当事者支援をすると同時に、大学で「命を考える」をテーマに講演を行う。2013年、妊活・流死産・養子縁組相談の「コウノトリこころの相談室」を開く。

(資格)

不妊ピア・カウンセラー取得(2011年)

日本不妊カウンセラー取得(2014年 )

家族相談士取得(2015年 )

子どもは3人欲しいね・・・20代で結婚したとき何も考えることなくそんな話をしていました。そしてその暮らしは自然にやってくると思ってました。しかし2年経っても子どもは授からず、何か原因があるのなら病院ではっきりとさせて治療したいという思いから不妊検査に訪れ、いつのまにか不妊治療をはじめて10年ほど。この間、流産・死産を経験し、たくさんの後悔や悲しみの想いを残してきました。
落胆し、人生が嫌になったり、通りすがりの赤ちゃんを見ることも出来なくなった時期もありました。その気持ちは、友人や同僚に打ち明けることはできなかった・・・。「子供がいなくても幸せな人いるよ、子供だけが人生じゃないよ。」不妊を経験し、その励ましの言葉がどれほど傷つけるか理解しました。閉じこもっていた私の心を開いてくれたのは同じ経験をした仲間たちです。この時やっと、不妊のつらさは経験していない人には理解されにくい極めて難しい分野だと知りました。だったら当事者による当事者のためのサポートができないかと考え、2010年不妊の心理学を学び、生殖医療、家族心理学を続けて学び、現在、不妊カウンセラーとして活動中です。
誰にも言えない気持ち、口に出すと涙がこぼれてしまいそうな状況、カウンセラー自身が不妊当事者であることで、少しでも相談しやすい環境作りに心がけてます。

 

取得したカリキュラム
(NPO法人日本家族カウンセリング協会認定 家族相談士)夫婦関係の心理学/親子・兄弟関係の心理学/家族ライフサイクルと危機管理/家族と職場のメンタルヘルス/家族と社会問題(虐待・DV・いじめ・非行)/家族システム論/家族カウンセリングの理論/家族アセスメントの技法/ノンバーバルコミュニケーション/リフレーミング/ジェノグラム/ソリューションフォーカストアプローチ/心理教育的アプローチ

(NPO法人日本不妊カウンセリング学会認定 不妊カウンセラー)生殖医療に関する基礎的知識/不妊治療の基礎知識/カップルの不妊治療の問題点、妊娠した場合の問題点、出産・育児の問題点や社会的状況や対策/不妊患者の心理・社会的問題/不妊カップルの自立的決定

(NPO法人Fine認定 不妊ピア・カウンセラー)不妊体験者を取り巻く現状/不妊体験者に対する心理的援助/傾聴の技法/ピア・カウンセリングに必要な心理学概論/生殖医学 /生殖の物語、生殖トラウマ/不妊が夫婦・家族に与える影響/心理学理論と不妊/グループカウンセリング/マイクロカウンセリングの理論と技法/セルフヘルプ・グループのピア援助論/ピア・カウンセリングにおける情報提供/治療終結にかかわる援助/里親委託と養子縁組/流死産体験者への心理的援助

所属団体
NPO法人しながわチャイルドライン

ボランティア
乳児院抱っこボランティア/地域子育てサポートメンバー

 

コウノトリこころの相談室を開設したきっかけ

2度の流産のあと、死産を経験しています。日本でできるほとんどの不妊治療はしてきたと思います。妊娠中も不育症の治療の血流をよくするためにヘパリンを12時間置きに自己注射をしてました。お腹はアザだらけになったけれど、赤ちゃんの成長が何よりも嬉しかった。でも、7ヶ月に入った頃、赤ちゃんは生きて産まれてくれませんでした。「赤ちゃんは親を選んでやってくる」という言葉に意味を探し、たくさん涙を流しました。当時私を全力で支えてくれたのは夫、そして死産当事者からの喪失のケア(グリーフケア)でした。あの頃からは想像もできないくらいたくましく快復し、現在は外を歩いたり、友達と会って笑ったり、テレビを見たり、生活は戻っています。子供を失ったことは人生の中で最も悲しい出来事で、私が死ぬ時に一番つらいこととして思い出すでしょう。日常生活が送れないくらいつらい出来事なのに、周囲からは「そっとしておいた方がいい」「その話しはしない方がいい」「早く忘れた方が良い」という対応が多く、そこには寂しさも違和感もありました。今、死産を経験をした人に何ができるか・・・、それは忘れることでもそっとしておくことでも無く、思いっきり悲しみ、共に語ることだと感じ、そんな場を提供していくことを目的として「コウノトリこころの相談室」をはじめました。流死産のグリーフケアを主に取り入れたのはそのためです。

 

 

主な活動

立正大学心理学部臨床心理学科「キャリアとライフ〜命を考える」講演

女性のライフイベントとステージ、妊孕性のリミット、を男女ともに考え、寄り添うために私たちができること考える授業(詳しくは

ジネコ妊活セミナーin東京
当事者として夫婦のコミュニケーション、伝え方のコツ、劣等感の男女の違いを講演

 

 

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コウノトリ

コウノトリが赤ちゃんを包んだ風呂敷をくわえて運んでいる絵は見たことありますよね。どこから来たのでしょう、その絵に、私は養子縁組をイメージすることがあります。幸せの道はそれぞれ、たくさんの選択肢があります。その思いを込めてコウノトリこころの相談室とつけました。上のイラストは、悩める不妊当事者や支援活動を応援してくれているイラストレーター梅村千春さんに描いていただきました。親鳥がみんなの元にビューーーンと飛んでいく願いを込めて。