自分の人生、自分で進もう。
今まで叶わないことはたくさんあったけれど、それでも自分で選択できることってそんな中にもあるはず。小さいことから、人生に関わることまで・・・人生は一つ一つの選択の連続。
大人になったら結婚して子どもを産んで、そういう未来を想像していて疑わなかった、それが普通と思っていたからそんなに難しいことでもなく、当たり前にやってくると思っていました。
それが叶わないかもしれないと思った時に、そこから1歩も進めなくなってしまったことがある。
一度思い描いたストーリーに、なんとか軌道修正して戻ろうともがいていた頃。一番辛い時期です。
あの頃、一度思い描いてしまったストーリーだとしても、描き直しても良い!!ってどうして思わなかったんだろう。幸せはそこにしかないと思ってしまった。がんじがらめになっていたのかもしれません。
2021年4月から連載スタートです!
この連載を始めるにあたり、わたしを含めランドリーボックス側の女性と合計3人で打ち合わせがあったのですが、それはもうハイスピードで要点だけで合意、納得とトントン進み、15分で打ち合わせ終了しました。誰だっけ女性は話が長いって言ったの・・・。できる人は会議も効率よくスピーディなんだなと尊敬しました。わたしの連載への指摘も的確で、「すごいですね!」とわたしが感動していると、「仕事ですからっ(キリ!)」と、かっこいい返答のみ。そんなスタッフさんに支えられています。
連載の内容は、夫婦のコミュニケーションや、周囲からのプレッシャーをどうかわすか、わたしが実際に体験してきた話をもとに対処法などを。不妊のみならず、ちょっと生きづらいなって思ったらヒントにしてください。
1975年生まれ。不妊ピア・カウンセラー。「コウノトリこころの相談室」を主宰。28歳に結婚後、妊活をスタート。人工授精、体外受精、10年以上の不妊治療では二度の流産、死産を経験。子宮腺筋症で子宮全摘。44歳で生後5日の養子を迎える。数々のメディアや、大学で講演活動を行うなど、実体験を語っている。これまでの体験を綴ったエッセー、夫婦共著「産めないけれど育てたい。不妊からの特別養子縁組へ」2020年9月出版(KADOKAWA)