不妊治療やめたら自分どうなるんだろう

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妊活マラソンランナーコウノトリ鳥子です。

リタイアしたかと思っていたでしょう、しかしまだ離脱してません。

実は先週、ずっと凍結保存していた受精卵を移植しました。最後の1個がずっとずっと保管されていたのです。体調がよくなったら移植しようと思っていたのですが、子宮腺筋症は悪化するばかりで年齢も増すばかり。もう、ここらで移植しないと、私の気持ちがクリニックに置き去りのままな感じがしまして、えいや〜ってな気分で移植を決意しました。

これが・・・最後の・・・

ちょっと怖いよね。やっぱり。

何が怖い?

自分がどうかなってしまうのかなって。

見ないようにしていることに向き合うことはしんどい作業だからね。

 

保存卵があると、通院していなくても不妊クリニックに片足突っ込んだまま生活しているみたい。

保存卵がなくなると、これで不妊治療を終えることはできるのか、気持ちはついていけるか不安。

 

2年ぶりですが、移植周期の注射から薬を合わせて25万という金額に改めて高いなぁ、フランス料理何回も食べれるよ!!と一般的な感覚が戻りつつあった私は思うのでした。

ま、比べられるものではないのですが。

今後、高度生殖補助医療(体外受精、顕微授精)を1からする気力はありません。採卵の時、全身麻酔で幾度記憶が飛ぶ感覚を味わったか。目覚めた時に真っ先に思うのは自分の体のことではなく「卵子はあったの????採れたの?何個?」とハラハラドキドキするあの感覚・・・心臓に悪いですね。

「ありませんでした、全部空砲でした」と医師から言われたことが2回連続あったときは、すべての努力と何十万円のお金がドブ川に流れていく絵が見ました。自分の一緒にドブ川に流れていきそうな・・・

 

子供は欲しい気持ちは変わらずありますが、不妊治療の妊娠率を考えると、受け入れるしかない。徐々にそのステップを進もうと思います。

あ!移植したのに全然期待していないっていうこの文章。いやだな^^;すっかり期待しないクセがついてますね、落胆が大きいから。


なのだけど移植した帰り道、駅前にお花屋さんがオープンしててピンクのかわいい春の花ラナンキュラス買いました。きっと気持ちが上がっているんだろうなぁと、自己分析。
判定日まで「ゆっくり過ごします」ではなく「ひっそり忍者のように暮らします」。とにかく今日までの薬の服用やら通院やら、今日の移植も、精神的に疲れました。

妊活中のみなさん、本当に日々お疲れ様です。より一層妊活サポートは必要だと感じた日。

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