「恐るべしDNA!親と子、同じ年代のときの写真を比べてみたらほぼ同じだった写真」がFUNDOに投稿されてました。見ると、それはそれは似ている親子。
不妊治療をしているのはもちろん子供が欲しいからですよね。私も自分や夫に似ている子供が見てみたい、、、と心の底から思います。でも、もしそれが叶わないなら、いやすでに、叶わないことは今にも実現になりそうな状況なのだけど、DNAにこだわるばかりに何年も不妊治療をし続けてしまうかもしれないという恐れがあります。すでに長期治療しているけれど。。(ーー;)
DNA、血のつながりにこだわりは?
自分に問うと、
それはもう、あるのか、無いのかわからない領域になってきています。ぜーーーーったいに自分の子以外愛せないとは思わないです。自分の子でも愛せない人よくみているのでそこは無関係とは思っている。過ごした時間だと思います。特に赤ちゃん養子縁組の0歳からの愛着形成を築けば、生んだ子を育てるのとなんら変わらないと思います。
でも自分の子供「も」見てみたい。
自分に似ている子供が大人になっていく過程を、見てみたい。
弟の子供、5人いますけれど、本当にそっくりで、弟や父の昔の写真から飛び出してきたと思うくらい。私にも似ている。モデルのようにかわいいかというと別の話ですが、毎日見ている自分の顔に似ているというのは、愛おしさが一気に沸点に達しるみたいな。。感覚。
でも、世界中には貧困や、虐待、置き去りなどの理由で親が養育できない子供がたくさんいます。自分がDNAにこだわりがあるか、無いかの結論とは別に、その子を大人が育てなければいけないでしょう。そこには愛せるのか、血のつながり・・・は関係ないように思えます。
1975年生まれ。不妊ピア・カウンセラー。「コウノトリこころの相談室」を主宰。28歳に結婚後、妊活をスタート。人工授精、体外受精、10年以上の不妊治療では二度の流産、死産を経験。子宮腺筋症で子宮全摘。44歳で生後5日の養子を迎える。数々のメディアや、大学で講演活動を行うなど、実体験を語っている。これまでの体験を綴ったエッセー、夫婦共著「産めないけれど育てたい。不妊からの特別養子縁組へ」2020年9月出版(KADOKAWA)