IFCAのシンポジウムに行ってきました。
IFCAとは、児童養護施設や里親家庭などの社会的養護(フォスターケア)の元で育った若者の団体。アメリカと日本で活動していて、今回はアメリカユースが来日しました。
コーディネーターとして日向ぼっこ副理事長の永野さんからの講演。
「社会的養護の当事者って誰でしょう」という会場へ投げかけ、「支援する側も含めるとすべての人という見方もできる」と言ってました。確かにそうですよね。児童養護施設に暮している人だけの問題ではないんです。
続いて、シンポジニストとして当事者の若者からスピーチ。
どんな支援でも、当事者の意見ははずせません。育ちについて語ることは容易ではありません。今回も勇敢なる若者から貴重な意見を聞くことができました。ありがとうございます。
詳しくはコウノトリこころの相談室ブログにも書いています。「お母さんは里親さん」
1975年生まれ。不妊ピア・カウンセラー。「コウノトリこころの相談室」を主宰。28歳に結婚後、妊活をスタート。人工授精、体外受精、10年以上の不妊治療では二度の流産、死産を経験。子宮腺筋症で子宮全摘。44歳で生後5日の養子を迎える。数々のメディアや、大学で講演活動を行うなど、実体験を語っている。これまでの体験を綴ったエッセー、夫婦共著「産めないけれど育てたい。不妊からの特別養子縁組へ」2020年9月出版(KADOKAWA)