瀬奈さん、私と同じ年なんですね〜。43歳。
yahoo!ニュース 瀬奈じゅん、特別養子縁組でママに…俳優千田真司と12年に結婚
養子を迎えると言いがちだけど、子供を授かったと表現されててそこには産むか産まないかの違いはないという記者の思いなのかな、良い書き方だな〜と思って読んでました。
夫はダンサーで俳優の千田さん33歳。
どんな話し合いがあったのだろう。女性が10歳年上ということではじめから子供についての会話はあったんだろうか。結婚する時に夫婦ともに20代だと、「子供ができなかったら・・・」という会話はほぼしないと思う。子供が授からない人がこの世にいるのは知っていてもそれが自分たちとは思わない。重い病気があって諦めていると思っていた。私の結婚当時の考え方はいわゆる「普通」が好きで、結婚して子供ができて、離婚せず継続している、それが幸せな家庭という今考えると危ない価値観に囚われていました。私のように固まった考え方ではなくても、「大人になったらお母さん」という考えは多数派としてあると思う。その他に、海外で働きたいとか、人を助けたい、カフェ経営したいなどの仕事の夢が重なるけれど、ベースの生活の部分はパートナーと暮らし、子供を育てることをイメージするのが命ある生物の本能かなって・・・
養子縁組について何度か書いてますが、先日もわかりやすい記事ありました。
先進国・・・ではなく、「後進国」。こと子供に関することは決まって後進国になってしまう日本。そんな環境で暮らした私たち大人だからこそ次の世代にはそんな思いはさせたくない。
とはいえ、政府もこれではいかんと思っていて、
国の決定、いやもう世界の常識に現場も動いて欲しいです。温度差すごいあるな〜。育てられないという子供をどうするか、措置っていうんですけどその措置を決めるのは児童相談所(児相)です。施設に預けるか里親か、養子か。児相は平気で「養子に出す子いないんで」って言っちゃいます。それは実母が養子に出したくないと言っている主張をそのまま聞いているだけですよね。両親が交通事故で亡くなり施設で育った若者と話した時に(すでに中学生だから特別養子縁組は不可)、里子になれると思ったのにずっと18歳まで施設だった・・・と言ってました。子供だから里親さんがいないんだって思ってたけれど、ただ単に児相が対応してくれなかっただけだったと。その子の18歳までの家庭を感じる時間はもう戻らないです。子供の将来をしっかり考えて養子、里子、という新しい家庭での生活を考えてほしい。国連では措置の最終手段として施設と書いてます。親がダメで、親戚も全員あずかれなくて、養親も里親もいない時には施設です。さらに乳児は入所禁止の国が多いです。こんな感じで今までしている現場、5年以内に現状の倍の1000件以上の特別養子の目標できるのだろうかという不安いっぱいだけど、できないよ、って周囲が思うのは簡単だけど、ぜひ実現してほしい。この件を調べて10年・・・何も変わっていないので最後の期待をしている。元厚労相塩崎氏の思いを現場も同じように感じて欲しいです。
先日は代理出産の丸森いずみさん、今回は養子縁組の瀬奈さん、おめでたいニュースが続きました。
1975年生まれ。不妊ピア・カウンセラー。「コウノトリこころの相談室」を主宰。28歳に結婚後、妊活をスタート。人工授精、体外受精、10年以上の不妊治療では二度の流産、死産を経験。子宮腺筋症で子宮全摘。44歳で生後5日の養子を迎える。数々のメディアや、大学で講演活動を行うなど、実体験を語っている。これまでの体験を綴ったエッセー、夫婦共著「産めないけれど育てたい。不妊からの特別養子縁組へ」2020年9月出版(KADOKAWA)