2023年2月4日に行われた特別養子縁組オンラインシンポジウムに養親として登壇いたしました。
配信は生放送なので、本番1回きり。たくさんのカメラ、スタッフ・・・残り時間を表す大きなデジタル時計!緊張しました。
打ち合わせよりも、反省会の方が盛り上がって長かった記憶。当事者の本音トークはどこまで伝わったでしょうか。不妊治療をされていて、特別養子縁組に悩まれている方がダーゲットの第二部ですが、マニュアルのようにこれをこうすれば悩みスッキリ道が開けますよ!ということはやっぱりないので、その人のストーリーをお伺いしないと答えられない部分ばかりで。とはいえ、じゃあシンポジウムが成り立たないわけですから限りある時間で自分のケースや、クライエントさんのケースも合わせてお話ししました。
検討されている方の中で、「子どものための制度」と言われると、養子を迎えるのは親のエゴなの??という思いを抱く人もいらっしゃいます。その質問にもお答えしてます。
反省会の方が気兼ねなく本音で話せたのはどこの講演会もあるあるかもしれません。
すでに話すことが仕事になっている夫からはいつも「上手に話さなくていい、一生懸命話せばいい」と出かける時にアドバイスをもらっています。一生懸命話しているんだけど、なぜかいつも後悔あります。
よかったら良かったら観てみてください。動画あるそうです。
記事にもなってます↓
【2022年度オンラインシンポジウム第2部採録】不妊治療から特別養子縁組 一歩を踏み出すには シンポジウム採録
1975年生まれ。不妊ピア・カウンセラー。「コウノトリこころの相談室」を主宰。28歳に結婚後、妊活をスタート。人工授精、体外受精、10年以上の不妊治療では二度の流産、死産を経験。子宮腺筋症で子宮全摘。44歳で生後5日の養子を迎える。数々のメディアや、大学で講演活動を行うなど、実体験を語っている。これまでの体験を綴ったエッセー、夫婦共著「産めないけれど育てたい。不妊からの特別養子縁組へ」2020年9月出版(KADOKAWA)