新橋Yクリニックは料金設定にひかれました。成功と失敗しかない不妊治療、ここは失敗すると安いんですよね。数年前にもひかれていて、やっぱりまだ気になる。
ただし、先生の指定はできない。受付時間が遅くまでしているのも○
Kレディースクリニックはあまりにも有名ですが、こちらも先生の指定はできない。友達がここで妊娠したこともあり、気にはなっていた。
Oレディースクリニックは、東京からは遠いけど、染色体スクリーニング検査をしてくれるようなので、私のように習慣流産を繰り返している人には良いと思い候補へ。
北九州のクリニック、こちらも遠いけど有名クリニック。メールで相談にのってくれてたので、候補に。
海外という話題ものぼったりしました。海外(アメリカ)では日本に認可されてない薬がたくさんありますから、日本の不妊治療だけにこだわる必要はないかな、と。可能性も増えると思うし。
重要視するところを自問自答しました。
そんなに頻繁にあちこち転院することはできない、期限も40歳までと心の奥で決めているのでこれが最後の病院。
第一条件として「先生の腕」「設備」はもちろん、そしてそして「精神的に穏やかに通院できるところ」が私にとって大事だという結論のもと考えました。
頭の中で授からずに診察を終了する日を思い浮かべ、この先生に最後の印籠をつきつけられても納得できるかどうか。。。とシュミレーション。
結局、有名どころは全部やめ、個人まりとした不妊専門クリニックに落ち着きました。
設備の面で不安はありましたが、その点もクリア。
卵子ゼロから2日後、いままでのIVFスケジュールや妊娠、死産の資料とともに(紹介状はもらわず)新病院へ初診でうかがったのでした。
病院の規模は今までの5/1くらいかな。先生ひとりですから。待ち時間が3時間なんてことはなく、病院の規模と患者の数が調度良く、通いやすい。
受付の対応も待合室の雰囲気もよく、先生とはじっくり治療方針について話しができる病院です。
ここで気分を変えてがんばってみようと思います!
1975年生まれ。不妊ピア・カウンセラー。「コウノトリこころの相談室」を主宰。28歳に結婚後、妊活をスタート。人工授精、体外受精、10年以上の不妊治療では二度の流産、死産を経験。子宮腺筋症で子宮全摘。44歳で生後5日の養子を迎える。数々のメディアや、大学で講演活動を行うなど、実体験を語っている。これまでの体験を綴ったエッセー、夫婦共著「産めないけれど育てたい。不妊からの特別養子縁組へ」2020年9月出版(KADOKAWA)