卵子の老化は35歳でガクンっ!と下がる。。と言われてたので(テレビで)、
35歳過ぎたらもう年齢なんてどうでもよくなっていた。
しかし先日の夫との会話。
今回凍結できなかったから次はどうする?治療まだ続ける?疲れたね〜。って夫に言ったら、
まだ38歳なんだから!と言われたっっっ。
夫は私の顔を見て「老けたよね〜、シワがね〜、もう38歳だもんね〜〜っ」と自然現象をあらためて言葉にすることが多い。
お前も結婚した時と比べるとけっこう変わったわよ!って言いたいけどね。
夫の場合は「まだ」なのか「もう」なのか前置詞がコロコロと都合よく使い分けされている。
私にとってはもう38歳。そう、人生80年だとしたらまだ38歳のあまちゃんかもしれないけど、生殖期間で言うととっくのとうに過ぎているまぎれもなく「もう」38歳。
これは田舎に帰るとまた全然違う反応になる。
まさか38歳の私がこれから子育てをしたいと思っているなんて、まさかまさかとんでもないことだと言われるでしょう。
38歳の人たちは何をしているかというと小学生の親です。
10年は遅れをとっている・・・。
でも東京では、出産する人たちは多く、私の周囲には赤ちゃんばかり。
「まだ」ととるか、「もう」ととるか。環境にもよるよね。
夫の言うように「まだ38歳」という言葉に希望を持っていいのだろうか、
とにかくは40歳まではやると決めているので、つべこべ言わず進んでみるか。。
1975年生まれ。不妊ピア・カウンセラー。「コウノトリこころの相談室」を主宰。28歳に結婚後、妊活をスタート。人工授精、体外受精、10年以上の不妊治療では二度の流産、死産を経験。子宮腺筋症で子宮全摘。44歳で生後5日の養子を迎える。数々のメディアや、大学で講演活動を行うなど、実体験を語っている。これまでの体験を綴ったエッセー、夫婦共著「産めないけれど育てたい。不妊からの特別養子縁組へ」2020年9月出版(KADOKAWA)