最近知り合ったお姉様にディスコに連れてってもらいました!クラブではありません、ザ・ディスコです!
みなさん年齢不詳ですが、50歳くらいの美魔女です。魔女じゃないですよ、美魔女ですよっ。
大学時代は夜な夜な六本木に出かけていったという美魔女軍団。そこらの若者よりもパワフルです。ホールに若い娘?そんなのいませんいません!!!おじさんがナイトフィーバーしてました。そしてみなさんダンスが最高にうまい!23時くらいにはホールの盛り上がりはピークに達します。健康的六本木ナイト!
で、ここから真面目な話。
酒井順子の本で阿川佐和子が語っていた一節が私の中ではずっと印象強く残っていました。
酒井さんが「女性は30代で子育てにガーーーっとのめりこむ」と言ったら、
それに対して阿川さんが「生き生きとしてきれいな時代でしょう」と表現してました。
阿川さんは独身なので、子育てを始めて変化していく女性を「眺めている側」の人。今の私と同じ側です。
私も度々、彼女たちをうらやましいとか思ってきてましたが、何がそういう感情を起こさせてるんだと考えてたんです。そして阿川さんの「生き生きとしてきれい」という言葉に非常に納得しました。ありがとう阿川さん!
そう、新しい事にトライしている人って、生き生きしてるんですよね。仕事以外の新しいことでね。
育児1年生とか、新米ママとか・・・その肩書き、輝かしいですよ。
心理で学んだのですが、人は経験を積み重ねていくと成熟し(だいたい30代〜)、次の欲求は誰かに何かを教えて伝えたくなるそうです。子ですっ、子に受け継ぎたくなるんです、これは本能なんですね。
画家などアーティストが自分の作品を世に出す、というのもこの欲求を満たすことになるそうです。
で、一応この本の中では酒井順子も佐川佐和子も負け犬の立ち位置で話してるんですけど、もうひとつ興味深いこと言ってました。
最近6人で「50歳の旅」をしたそうで、既婚、未婚、バツイチが混在した6人の旅で感じたことをこう語っていた。
「みんなそれぞれの人生を歩んできたんだねぇ、という感慨があってね、お互いが近づいているというか、あっちは勝ち犬だわ、とか負け犬のほうが楽しそうだわ、という気持ちはもう超えちゃってますね。」
なーるーほーどーー!歩み寄り!!!
早くその時が来てほしい!と思ってたのですが、それが今回のディスコの美魔女軍団から感じられたんです。
子供早く作りなさいよ〜、なんていう美魔女はひとりもいませんでした、それどころか、子供いないことに「あら〜っいいわね!」とポジティブな返し。私のことを「彼女はご夫婦仲が良くてしょっちゅう二人で旅行に行ってるのよ〜」と紹介してくれて、そんなに仲良くはないと思うんだけど、「二人暮らし=子供ナシ=かわいそう=本当の幸せ感じてない」というほとんどの子持ちが勝手にイメージしているものからは、かけ離れており、初めの紹介の言い回しで、雰囲気も変わるな〜と関心するくらい。いろんな人生を見ているからきっと「話術」ですよね。お姉様たちに学んだ一夜でした。
お互いの立場を認めて、尊重して、そして同じ共通点で楽しむ。こっちが絶対楽しいのよ!という押しつけはない。
ワンダフル美魔女!thanks!
酒井順子の本はこちら(先達の御意見)
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1975年生まれ。不妊ピア・カウンセラー。「コウノトリこころの相談室」を主宰。28歳に結婚後、妊活をスタート。人工授精、体外受精、10年以上の不妊治療では二度の流産、死産を経験。子宮腺筋症で子宮全摘。44歳で生後5日の養子を迎える。数々のメディアや、大学で講演活動を行うなど、実体験を語っている。これまでの体験を綴ったエッセー、夫婦共著「産めないけれど育てたい。不妊からの特別養子縁組へ」2020年9月出版(KADOKAWA)