前回の診察、子宮鏡の記事はこちら
先月の子宮鏡で子宮内膜にポリープが見つかり、昨日切除手術をうけてきました!痛かった〜〜今も痛い〜〜〜っ。日帰り手術だと甘く見た私がいけなかった。
予約時間の9時半に到着。すでに待合室は満席、立ちも20人くらい。小説を片手に子慣れた感じでじっと待つ姿。覚悟がうかがえます。
さすがに手術なんだから待たないだろうと思っていたけれど1時間待ちました。
10:30 子宮口を広げるためにラミナリア棒という海藻を入れる。かなり痛くて悲鳴。看護師が隣に来て「力入れるとダメだから力抜いて!」といきなり言われる。先に言って欲しいし・・・
で、かなりのダメージを受けた私はベットで横になり点滴開始(ダメージ受けなくてもリカバリー室のベットで待機)。優しい看護師が来て本日のスケジュールを説明してくれる。手術は15時から、退院診察は19時から。
えええ!そんなに一日中かかるなら色々と本とか持って来れば良かったし。いつも説明は突然なのね。ナプキンは2枚購入。言ってくれれば家にたくさんあったよ〜。
15:00 手術台に上がる。脚を開脚して縛られる(エコーの時の1.5倍くらい開脚です)。非常につらい姿勢のまま20分経過。さっきと違う看護師が「つらくないですか?」と気遣ってくれる。「つらいです」と答える。「先生まだかな」と看護師同士で話す。もう私、腰の部分が変な状態で重みがかかり、この体勢が本当につらい。脚が伸ばせないのと、子宮口の痛みと点滴を指している腕も痛くて、気が狂いそうになりました。「先生もう一度呼びに行ってきますか?」「でも・・・、わかってる!って怒鳴られるだけでしょ」「ですよね〜w」
で??終わり?!なんなんだその会話。
患者よりも院長のご機嫌が優先でした。
「本当にごめんなさいね、もうすこしだと思うので」と蕎麦屋の出前状態・・・。この人は悪くないはずなんだけど要領は悪いよね。
脚を上げて縛るの、20秒くらいでできることなんだから、先生が来てから最後にして欲しいです。(患者より)
15:30 先生がさっそうと現れる。静脈麻酔を2回、術中は意識朦朧とするけれど声は聞こえるし、痛みも感じて怖かった。看護師が私の手をずっと握ってくれて、私は心細かったけれど半分くらい救われた思いでした。術後にお礼を言いました。
私の通院しているクリニックの採卵時の静脈麻酔はコクっと眠りにつくのに、何が違うんだろう。手術は10分くらいで終了、少々休み、車椅子で元のベットへ。
17:30 目が覚める。ひどい頭痛。
18:30 再び目が覚める。19時から診察ですと言われるがその後も呼ばれない。
20:00 退院診察に呼ばれる
21:00 会計終了。
甘く見ていてもちろん電車で帰れると思ったら、予想以上に痛みがあったので急遽夫にヘルプ出して車で迎えに来てもらいました。(車で1時間くらい)本当に助かった。。夫、サンキュー(最初は飲み会があるとか言ってたけれど)
2週間後に術後診察です。ポリープは何センチだったのか、どの場所だったのか、全く説明はありません。画像すら見せてくれない。どうなっているんだろうこちらの病院は。
こんな私もまたしても聞くこともできない雰囲気でした。
院内には院長の看護師を怒鳴る声が響き、空気がどよんどよん。患者にもまる聞こえで、、、看護婦も愚痴をこぼし、それもまる聞こえ。診察中にたくさんの看護師がごちゃごちゃと見学しているけれど誰一人として患者を誘導せず、台から降りて着替えていいのか、先生の話がこの場であるのか、全然わからなかった。
医師の態度や病院の雰囲気、聞きにくい状況という不満はあります、でもなんとなく初診時に感じていたこと。いくら紹介してもらったからと言っても、もっと自分自身でリサーチするべきでした。ちょっと検索すると悪評コメントが目立つ病院でした。自分の体にメスを入れるわけなのだから、完全にお任せはいけませんね、病院を選ぶのは「自分」なのだ、と反省してます。
1975年生まれ。不妊ピア・カウンセラー。「コウノトリこころの相談室」を主宰。28歳に結婚後、妊活をスタート。人工授精、体外受精、10年以上の不妊治療では二度の流産、死産を経験。子宮腺筋症で子宮全摘。44歳で生後5日の養子を迎える。数々のメディアや、大学で講演活動を行うなど、実体験を語っている。これまでの体験を綴ったエッセー、夫婦共著「産めないけれど育てたい。不妊からの特別養子縁組へ」2020年9月出版(KADOKAWA)