シルバーウィークいかがお過ごしですか、最終日それぞれまったりでしょうか。
Facebookのタイムラインでは友人たちの子供写真がピークとなっております。みんないろんなところに出かけていますよね。そんな私もキャンプに行ってきました!
子供がいればなぁ…と思う瞬間はこの世にはたくさん存在しますよね。
私の、子供がいればしたい1位は「キャンプ」でした。
気づけば同世代がママパパになり、こぞって子供とのキャンプをしているではありませんか!3家族くらいで楽しくお酒と料理を囲み、子供がはしゃいでいる図。いいないいな〜楽しそうだな〜指をくわえて見てるのみ。
我が家、誰からも一回も誘われず結婚12年経過しましたw。
先日新聞に、「塾通いより家族キャンプ!」という尾木ママの記事が掲載されてました。キャンプは不便なことをいかに協力して楽しくするかを体感し、大人の背中を見て子供は自ずと学ぶ絶好の場ですよね〜。わたしも子供とキャンプして自然の素晴らしさとか教えたい〜。
この年になると、みんな子供の行事に没頭し、子供をいかに楽しませるか、思い出を作るか、教養にどうやってつなげるか、を考えている。それは本当に親として素晴らしい、みんな頑張っています。でも、子供という存在がなければ何もできず、行事に参加する資格がないんだな〜と思い、ちょっと寂しいですね。
しかし、しかーしっ!
ツイッター友から、「夫婦ふたりでしてますよ!」とコメントもらい
えーーっふたり?!それは・・・たのし・・・
「楽しいですよ!」とおっしゃるのです!
話すこと無くならないのかな、家と同じでは?と大きな疑いをもちつつ、
去年の秋からさっそくキャンプを始めました(単純)
(富士山からの朝日でありがたい気持ちになったり)
もともとアウトドアな夫。薪を割ったり火をおこしたり、焚き火を囲みパチパチする音だけの世界に入ったりするのが好きだったんですね。道具が一式揃った私たちと一緒にキャンプ行きたいと言われるほど成長しました。
「キャンプは子供がいる人」
という私の概念は消滅し、夫婦キャンプではゆっくり語る時間あり、大人数で仲間とワイワイするのもありで、まさに人生の楽しみが増えました。
おいしい大人向け料理を作ったり。
いま、新しい学びのためにカウンセリングの学校に通っているのですが、そこで、「リフレーミング」という講義があったのですが、
「自分の思っていることを、考え方を変えて見るとそれは違って見える」というもので、
例えば
コップ半分の水
これは多いか少ないか
似たようなものにテストで90点というのもあります。
水は少ないと答えたとして、
でもそのコップが、こーーーんなに大きかったら?
という話です。
私たちは、フレーム(枠)をいままでの経験から自動思考で作ってしまいます。
子供いないから子供のボランティアできない
子供いないから赤ちゃんあやせない
子供いないからキャンプいかない
他人から言われることもありますよね、
子供いないからかわいそう、不幸
子供いないから楽だよね
子供いない人は不妊なんでしょ
などなど。
「いつか子供ができてから」「子供できたらしよう」と思って過ごしているこの時間も私の人生は進んでいます。止まっていない。
子供がいないとできない事だと枠を作っていることありませんか?
自分が勝手に作った、もしくは社会が勝手に作った枠をどんどんリフレーミングしてみましょ!
1975年生まれ。不妊ピア・カウンセラー。「コウノトリこころの相談室」を主宰。28歳に結婚後、妊活をスタート。人工授精、体外受精、10年以上の不妊治療では二度の流産、死産を経験。子宮腺筋症で子宮全摘。44歳で生後5日の養子を迎える。数々のメディアや、大学で講演活動を行うなど、実体験を語っている。これまでの体験を綴ったエッセー、夫婦共著「産めないけれど育てたい。不妊からの特別養子縁組へ」2020年9月出版(KADOKAWA)