去年4月から家族相談士養成講座にせっせと通っていました。晴れの日も雨の日も・・・。先日、無事に筆記試験と面接に合格いたしました。
理論や技法が組み込まれたかなり濃厚なカリキュラム。毎週専門の先生から授業を受けることができ、家族の問題に寄り添いたいという志高き仲間もできました。
不妊とは、不妊に悩むひとりの問題ではなく、その取り巻く環境も深く影響します。それら家族の問題として支援できれば良いな、と思っています。
カリキュラム
領域A: 家族と社会
家族とは何か、親子・きょうだい関係の心理学、夫婦関係の心理学、家族ライフサイクルと危機管理、家族と職場のメンタルヘルス、家族と社会問題(虐待・DV)、家族と社会問題(いじめ・非行)、家族相談士のための法律知識、家族相談士の倫理
領域B: 家族カウンセリング
家族システム論、家族カウンセリングの理論、カップル・カウンセリングの理論、家族アセスメントの技法と実習、家族カウンセリングの技法と実習、ⅰ.初回面接(ジョイニングを含む)、ⅱ.家族内コミュニケーション(ノンバーバルアプローチを含む)、ⅲ.リフレーミング、ⅳ.ジェノグラム、ⅴ.ソリューション・フォーカストアプローチ、ⅵ.心理教育的アプローチ
こんな分厚い立派な認定証が届きました。ずっしり。
2011年 不妊ピアカウンセラー
2015年 不妊カウンセラー
に続き
2016年 家族相談士
で学んだことを活用し、寄り添いを深めたいと思います。
1975年生まれ。不妊ピア・カウンセラー。「コウノトリこころの相談室」を主宰。28歳に結婚後、妊活をスタート。人工授精、体外受精、10年以上の不妊治療では二度の流産、死産を経験。子宮腺筋症で子宮全摘。44歳で生後5日の養子を迎える。数々のメディアや、大学で講演活動を行うなど、実体験を語っている。これまでの体験を綴ったエッセー、夫婦共著「産めないけれど育てたい。不妊からの特別養子縁組へ」2020年9月出版(KADOKAWA)