昨日の深夜、始まりましたね。養子縁組を題材にしたドラマ!夫と一緒にみました。泣けましたね。
オトナの土ドラ「朝が来る」 6月4日(土)スタート 毎週土曜日よる11時40分
予期せぬ妊娠をした中学生の少女が養子縁組斡旋団体の元で生活するシーンは、生みの親の苦悩が描かれてました。赤ちゃんを望んでいる不妊当事者にとって、彼女たちは正反対の立場だけど、予期せぬ妊娠した側の悩みも計り知れないものです。安田成美演じる養母が過去に不妊治療をしているシーンが一瞬だけどありました。夫婦で「陰性」の用紙を握りしめて肩を寄せ合っている。。。ああ、泣けますね。
予期せぬ妊娠をした女性が妊娠した出来事は変えられないけれど、周囲の温かい環境次第で子を手放した、捨てたと罪悪感を残すのではなく、赤ちゃんを元気に産んでくれてありがとうに変わることもある。養子縁組に関心の無かった人たちがこのドラマを見て、いろいろ考えてほしい。周囲に養子縁組をした人がいるなら、知ることから理解を深めて欲しい。
安田成美は、私の史上最強大好きなNHK連続テレビ小説「てっぱん」(2010年秋〜2011春)の養親役もしてました。悩みながらも子育てする姿に感情移入・・・何度涙したことか、ぜひこちらのドラマもオススメ。DVD全巻大人買いしました。
7月からは尾野真千子と江口洋介が夫婦役の『はじめまして、愛しています。』(毎週木曜21:00~21:54)も特別養子縁組を題材としたドラマです。脚本は私の大好きな遊川和彦氏。代表作は、新しいとこで「家政婦はミタ」超古いとこで「オヨビでない奴」⇦誰も覚えてませんよね〜。とにかく中学の頃からファンなので期待大です。去年は臨床心理士がドラマで扱われ社会に広く認知されました、今年は養子縁組がきてますね。
(お知らせ)
今月のコウノトリの会は「養子縁組を考える」です!
日時 6月28日(火曜)13:30~16:00
場所 渋谷区東京ウイメンズプラザ
奮ってご参加ください。「子どものいない夫婦のための養子縁組ガイド」著者の吉田奈穗子さんがゲストです。養子縁組・里親制度の説明は今回で3回目、児童相談所で里親・養子縁組を担当している東京臨床心理士会里親委託等推進員さんからです。DVD上映があります。
詳しくはコウノトリこころの相談室HPまで
1975年生まれ。不妊ピア・カウンセラー。「コウノトリこころの相談室」を主宰。28歳に結婚後、妊活をスタート。人工授精、体外受精、10年以上の不妊治療では二度の流産、死産を経験。子宮腺筋症で子宮全摘。44歳で生後5日の養子を迎える。数々のメディアや、大学で講演活動を行うなど、実体験を語っている。これまでの体験を綴ったエッセー、夫婦共著「産めないけれど育てたい。不妊からの特別養子縁組へ」2020年9月出版(KADOKAWA)