グループカウンセリングのつづき
私は1年経ったあの同じ日、娘の命日をどう過ごしていいのかわからなくて、「出産予定日も怖かったけど、命日も怖いんです」・・・と打ち明けた。
そうすると、「私たちは命日じゃなくて”誕生日”って言うんですよ」と教えてくれた。
あ、誕生日か・・・
そうだよね、出産した日は誕生日ってみんな言うもんね。なんで私、命日って言ってたんだろう。
そして、好きなお花を買って飾ったりしているそう。普段は亡くなった子供の話題をしてなくてもその日にはご主人がお花を買って来てくれるという方がいて、素敵なエピソードだな〜と思いました。
私もその日には、娘を思い浮かべてお花を買おう、そしてその日は夫婦で思い出してあげればいいんだなと思いました。
ありがとう。
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1975年生まれ。不妊ピア・カウンセラー。「コウノトリこころの相談室」を主宰。28歳に結婚後、妊活をスタート。人工授精、体外受精、10年以上の不妊治療では二度の流産、死産を経験。子宮腺筋症で子宮全摘。44歳で生後5日の養子を迎える。数々のメディアや、大学で講演活動を行うなど、実体験を語っている。これまでの体験を綴ったエッセー、夫婦共著「産めないけれど育てたい。不妊からの特別養子縁組へ」2020年9月出版(KADOKAWA)