ほんと信じられないんだけど、
夫は数年前、たぶん6年前くらいにタバコをやめた。当時の夫は、深夜まで毎晩のように飲み歩くの当たり前、不妊治療に非協力的だった。
精子の状態もいつもチェックが入り、もうタバコをやめろーーーっってことになり、お酒も針治療の先生に言われかなり控えめに。
朝まで飲み歩くこともなくなった。
が、ある日玄関に置き去りの夫のバッグにタバコが入っているのを見えた。信じられない、子供じゃあるまいし、タバコやめたってウソまでついていったい何になるの。。
ほんと我が夫、呆れるわ。
タバコは全部バラバラにほぐして玄関に無言で葉っぱを山盛りにしておきました。
夫があとでその山盛りを見て「あ・・・・こんなことに」と言っていた。
それ以来タバコはやめている。旅行に行った時とか、ちょっとリゾート気分で一服はなんとなく許している。
ところが、先週!
夫のバッグの中に普通にタバコが入ってたのを発見したの!!!
なんという、なんという、普通に吸ってたってことよ!
何度同じことをするの、子供なのバカなのアホなの?
いつから吸っていたかも思い出せないくらい吸っていたらしく、
ホント、、、残念なやろうです。
金輪際、1本でも吸ったら不妊治療への非協力的な態度と見なし、即刻治療を辞めるからなーー!と約束してもらった。
こっちがコーヒーのカフェインとかスタバの1杯のラテとか、夏でも腹巻きして靴下はいて、もうあげれば色々やっているのに、タバコって・・・。
とりあえず、ぶったたいたりはしてません。約束ということで和解しました。そうだ、何か買ってもらおう。
1975年生まれ。不妊ピア・カウンセラー。「コウノトリこころの相談室」を主宰。28歳に結婚後、妊活をスタート。人工授精、体外受精、10年以上の不妊治療では二度の流産、死産を経験。子宮腺筋症で子宮全摘。44歳で生後5日の養子を迎える。数々のメディアや、大学で講演活動を行うなど、実体験を語っている。これまでの体験を綴ったエッセー、夫婦共著「産めないけれど育てたい。不妊からの特別養子縁組へ」2020年9月出版(KADOKAWA)