初めて見たトレンディドラマだったかもしれない、このドラマが放送されていた頃は私13歳か〜子どもだ。。。
2人の掛け合いがワンパターンだけど面白くて、野際陽子さんもいい味出してて、麻子はかっこよくて、夏子は弱くて、おしゃれなマンションに住んでいて、スタイリストなんて職業、大人って楽しそうだな〜って子ども心に印象深く残ってます。
大人になってからDVDを買いまして見直しましたが、そういえば夏子、、、「子どもができない身体」って設定でしたね。
親友の麻子に打ち明けるところとか、夫に「ごめんね産んであげられなくて…」って謝るところとか、「麻子に何人でも子ども産んでもらえばいいしょ!」なんて台詞、胸がぎゅーーっとしました。
まさか夏子に共感することになるとは。。。しかし25年前にすでにドラマで不妊の話題を取り上げていたんですね。
で、今回の抱きしめたい!Foreverスペシャルはそれに輪をかけて不妊の気持ちに焦点が当てられてたような感じでした。
麻子が結婚!?夏子は離婚!?ってテーマは相変わらずだけど、50歳を超えた夫に隠し子発覚、無理あるかな〜って思ったけどね。
この2人が40代だったらもっとリアルだったかも。
夏子は子どもができなくて、夫に申し訳ないと自分を責めていたのに、夫がよそに子ども作ってその子を抱いている。しかも似ている。
なんというショッキングな設定でしょう。。私だったらどうしよう。可能性が無い訳では無い。男はいつでもパパになれるもんね。
麻子が圭介に言った言葉、「あんたを父親にしてあげられないって夏子がどんなに泣いて来たか、どんなに苦しんで来たか」ってところで涙でちゃったなー
浅野温子さんは最近の橋田壽賀子ドラマのキャラとは違って、麻子に戻ってましたね。さすが〜女優。
大好きなドラマが25年経って思わぬところで自分とかぶる設定になっていた。
笑ったり泣いたりのドラマスペシャルでした。
DVDまた見直そう♪
1975年生まれ。不妊ピア・カウンセラー。「コウノトリこころの相談室」を主宰。28歳に結婚後、妊活をスタート。人工授精、体外受精、10年以上の不妊治療では二度の流産、死産を経験。子宮腺筋症で子宮全摘。44歳で生後5日の養子を迎える。数々のメディアや、大学で講演活動を行うなど、実体験を語っている。これまでの体験を綴ったエッセー、夫婦共著「産めないけれど育てたい。不妊からの特別養子縁組へ」2020年9月出版(KADOKAWA)