つづき
3:30 またお腹が痛くなってきた。点滴は即効性はあるが、持続性はないそうだ。早く帰りたい、どこへ行った私の夫。フラフラと待合室に歩いていくが、見当たらない、寒い、あ、冷や汗でいきなりびっしょり!なにこれどうしよう。うわ吐き気が。。。やばいトイレはどこだ。だけど、歩けない!ここでは吐けないし、戻るぞ、とりあえずさっきの診察室へ(私の部屋へ!)
フラフラフラフラ
あ、ナースコーーールON!
「どうしました〜? あーー!顔真っ青!!汗!」「吐きそう・・・」「急に起き上がったから貧血かな」「トイレで吐いていいんですか?」「ちょっとまってここでもいいよ(ビニールもらう)」
シャワー浴びたみたいにびっしょり。寒い。寒い。
ダメだ、これは違う意味でタクシー乗れないかな。
看護師さん「ご主人は??!」待ち合い室で寝ていた。処方箋は取りにいっていない!やばいと思った夫、急に処方箋を取りに急ぐ。
看護師さん「帰れます?帰れないよね?」
わたし「じゃあどうしたらいいんですか・・・はぁはぁ、ううううう〜〜〜」
看護師さん「入院ですね」
わたし「・・え」
看護師さん「奥さん入院ですね〜」と戻ってきた夫に言っている。
気づくと私は待ち合い室の「床」に座り椅子に伏せていた。吐きそうだったので、動けなくて。
車椅子に力をふりしぼり登り、そのまま入院病棟へ。
薬が効いてきたのか眠れそうだ。抗生剤など点滴をしてもらう。汗はひいていた。
4:00 病棟から夫が帰宅。
なんでこんなことに・・・・いろいろと今週の予定をキャンセルしなくては、携帯電話持ってきてないので夫から連絡してもらったり、頭も体も疲れ果てました。
つづく
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1975年生まれ。不妊ピア・カウンセラー。「コウノトリこころの相談室」を主宰。28歳に結婚後、妊活をスタート。人工授精、体外受精、10年以上の不妊治療では二度の流産、死産を経験。子宮腺筋症で子宮全摘。44歳で生後5日の養子を迎える。数々のメディアや、大学で講演活動を行うなど、実体験を語っている。これまでの体験を綴ったエッセー、夫婦共著「産めないけれど育てたい。不妊からの特別養子縁組へ」2020年9月出版(KADOKAWA)