D3 採血、フェリングの筋肉注射
D5 フェリングを自己注射
内服薬
D3,D4,D5 クロミフェン
注射をした直後からガンガンと頭痛がひどい。月経困難症のせいもある。前の排卵日から2週間、不育症のために、血液をサラサラにするバイアスピリンを服用していたので、やむを得ない状況。不妊治療をすればするほど、体調が悪くなっていきます。いかんいかん。
本日朝から自己注射をお腹に刺しましたが、ほんと、なんか悲しくなる作業。
いろんな薬をこの2週間の間に次から次へと使用しますが、なんかやるきが起きない、夫にイライラして当たってしまう、とにかくだるい・・・そんなことありませんか?私、すご〜くあります、あります、特に夫にw
でも、これは副作用の可能性大です(キッパリ)
どうしてため息ばかり、私もっとしっかりしなくちゃ、とか思わないでいいんです。
私は西洋医学をもちろん期待して不妊治療をしています。でも東洋医学の考え方がとても合っていて、好きです。漢方薬は、花や実をすりつぶしたもの、海藻や動物のツノなどの乾燥させたものです。日本人は頭痛信号でバファリンにすぐ手をだしますよね、CMの影響と、誰でもツルハで買える便利さ、気をつけないと常用します。中国人にするとそれはとてもビックリすることで、頭痛ならこれ、肌の乾燥ならこれ、胃がもたれるならこれを食べなさい、アワビとか黒きくらげなど症状に合った食材(乾物)を親がくれるそうです。そうして育った人たちは、それを子へ伝える。中国4000年の歴史・・・
西洋医学には必ず副作用があります。人によって軽い、重いはありますが、理解していて損はないでしょう。いや、ちゃんと理解しましょう!自分の体調の謎が解けます。
まずは、クロミフェンいってみよ〜!
(クロミフェン・クロミッド)内服薬
【作用】 卵胞刺激ホルモンの分泌を増やすこと。卵胞の発育を助ける。無排卵周期症にも有効。
【重い副作用】
- 卵巣過剰刺激症候群(卵巣腫大)..下腹部の張りや痛み、顔のほてり、息苦しい。
【その他】
- 視覚症状..物がかすんで見える
- 吐き気、吐く、食欲不振
- 頭痛、いらいら感、だるい
- 顔の潮紅、尿が増える、口が渇く
- 発疹
【注意する人】
- 乳がんや子宮がん、卵巣がん、あるいは卵巣腫大がある場合、使用できないことがあります。肝臓病がある人も控えるようにします。
- 子宮筋腫や子宮内膜症、乳がんの既往歴、乳房結節、乳腺症のある人は、病状の悪化に注意するなど慎重に用いる必要があります。
(おくすり110番より)
1975年生まれ。不妊ピア・カウンセラー。「コウノトリこころの相談室」を主宰。28歳に結婚後、妊活をスタート。人工授精、体外受精、10年以上の不妊治療では二度の流産、死産を経験。子宮腺筋症で子宮全摘。44歳で生後5日の養子を迎える。数々のメディアや、大学で講演活動を行うなど、実体験を語っている。これまでの体験を綴ったエッセー、夫婦共著「産めないけれど育てたい。不妊からの特別養子縁組へ」2020年9月出版(KADOKAWA)