都議会議員おときた駿さんが「都議会議員だけどシリーズ」で精液検査を受けてきたとブログでアップしてました。(2015.8月 都議会議員だけど、精液検査(男性不妊治療の例のアレ)を受けてきた【ほぼ雑談】)
おときた駿さんは、都議会議員の上田令子さんと共に、赤ちゃん養子縁組の勉強会やシンポジウムに積極的に参加し関心を寄せてくれてました。8月にはこども@ホームを立ち上げ「すべての子どもたちに、温かい家庭を!」発足記念特別イベントを開催しています。
愛知県から元児相で赤ちゃん養子縁組をしている矢満田さんからの講演も。
(↑の会場の写真はおときたさんのブログから、写真をクリックするとブログに飛びます)
今回の矢満田さんも熱く温かいご講演でした。お付き合いのある児相の職員さんも誘い赤ちゃん養子縁組について知っていただきました。こういう会には児相の方や政治家の方、あまり来ません。すでに乳児院の赤ちゃんの危機を知っている人が集まっていつも同じ話をしてしまう傾向があるんですけれど、このように多くの人を対象としたイベントがもっと増えるといいですよね。
私も、細々とですけれど不妊治療者向けに「もうひとつの選択肢、養子縁組を考える会」を続けていきます。
↑児童相談所から「乳児院」ではなく「新しい家庭」につながる図。(NHKおはよう日本)
↑おときた駿さんと上田令子さん
上田令子さんは、赤ちゃんを望む人の苦労も理解してくださり、これから家族をつくる世代や今頑張っている人たちのことを親身に考えてくれています。私の区にもそんな議員さんがいてくれると良いのだけど・・・
そして
おときた駿さんのシリーズの話に戻りますが、「男性」が、しかも「議員」、「トップブロガー」が進んで精液検査の実況中継してくれると、世の男性にも影響あるのではないかと思います。32歳という若き世代、頑固モノやプライドなどに捉われず、率先して検査を受ける姿に好印象を抱きました。
子作りは男女ふたりのことですよね。
女性のみ:41%
男性のみ:24%
男女双方:24%
不明:11%
未婚の女性でも「卵子の老化」を気にする人が増えました。男性も他人ごとではありません。
女性の場合は卵巣機能力を数値で表すホルモン検査(AMH検査)でだいたいの卵巣年齢が打ち出されます。実年齢よりも卵巣機能が極端に低下している場合は早めの不妊治療がキーになります。未婚男性も「俺の精子は大丈夫」ということは全くありませんので、人間ドックのように自分の健康状態を知るという意味でチェックしてもらうと良いですよね。おときたさんのブログ、とってもわかりやすくて面白いのでおすすめします。
1975年生まれ。不妊ピア・カウンセラー。「コウノトリこころの相談室」を主宰。28歳に結婚後、妊活をスタート。人工授精、体外受精、10年以上の不妊治療では二度の流産、死産を経験。子宮腺筋症で子宮全摘。44歳で生後5日の養子を迎える。数々のメディアや、大学で講演活動を行うなど、実体験を語っている。これまでの体験を綴ったエッセー、夫婦共著「産めないけれど育てたい。不妊からの特別養子縁組へ」2020年9月出版(KADOKAWA)