世の中は、年の瀬ムードですね。
クリスマスや忘年会で食べすぎが続いてます。
さて、今年の初めには年賀状のブログを書きました。
マツコが語る「子どもの写真つき年賀状ー全文」2015年1月7日
私はブッダじゃない。だから年賀状やめた!2015年1月8日
2012年、年賀状をスパッとやめたわたくしですが・・・日本の文化、特にお正月行事はとても大好き。
写真は今年作ったおせち料理です。作るプロセスも、食べてもらうのも好きです。その食材の意味を確かめながら縁起をかついで食べたり、ほのぼのしますよね。子供がいれば、日本の文化の奥深さは伝えていきたい、、、長年思い続けています。今は、甥がいるので、その子たちのために日本の行事を大切にしています。
当時年賀状をやめた私の心境というと、
1年1度も会わない同級生(卒業して一体何年・・・)や、きっと2度と会わない知り合いとのやりとりをして、「子育て忙しいよ〜」「子供はいいよ〜」というメッセージの束に感じる劣等感、その劣等感を感じてしまう自分への嫌悪感、もう・・・とにかく元旦から落ち込むわけです。
で、「今年こそ会おうね〜」「田舎に帰ったら連絡するね〜」という去年と同じメッセージを私も書く。
これは意味ないと今でも思います。
惰性で続いてる年賀状のやりとりは、やめて良いでしょう。
しかし、関係性の近いお世話になった方へのお礼やご挨拶をしたくなりました。ま、それが年賀状の本来の意味なのかもしれません。
年賀状、2016年は復活してもいいかな、と思ったのです。
年賀状の束をドサッとゴミ箱に捨てたあの時の私からは想像もできません。(拾いましたyo)
なんで復活?どうしてそんな気持ちになったかというと、
それは自分の気持ちに素直になって、自分を大切にさせてもらった4年間があったからです。年賀状をやめるという選択に夫は何も言いませんでした。そもそもそんなにこだわりはなかったかもしれない。でも同僚などから届いてもいっさい返事を出さないので「不義理」と思われたかもしれない。気にしなかった夫にも感謝です。
あの時、辛い気持ちを持ち続けながら年賀状交換行事を継続していたら、今も辛い気持ちは変わらなかったでしょう。
経験を経て、ストレスをいったん手放したからこそ、新しい今が見えてきました。
そして、年齢も関係あります。私は40歳。同級生の妊娠報告ハガキはこの4年で確実に減りました。赤ちゃんは幼児になり、子供と成長していきました。赤ちゃんってすさまじい破壊力がありますよね。かわいすぎるんです。これは赤ちゃん(子犬、子猫も)は世話をしてもらわないと死んでしまうためにかわいく生まれると言われてます。成長した子供は破壊力も低下し、冷静に見る事ができるようになりました。
この人だれでしょう。都市伝説の番組で面白い人ですよね。ふふ。
年賀状をやめるという事は一生モノではありません、一世一代の決心と思わずにゆる〜い気持ちでいいのです。
始めたいなっと思ったらまた始めればいいのです。世界中の誰も、あなたが年賀状をやめたり復活することなんて気にしてません。自由でーーす!笑
そしてその時にはあなたの周囲には新しい人がいるはずです。だから始めたいなって思ったんですよね。
これらは我が家に届いたクリスマスカードです。洋服屋さんとか、最近は雑貨屋さんからのおしゃれなカードが増えてます。クライエントさんからも心の温まるメッセージつきのカードが届き、カウンセラーとして嬉しい限りです。
いわゆる「ザ・年賀ハガキ」ではなく、ポストカードタイプなら部屋のあちこちに飾ったり、もらって嬉しいですよね。Instagramを利用すればおしゃれに加工できるので作るのも楽しい。
「ストレス」から「楽しみ」に。
年賀状のやりとりにストレスを抱えている皆さんにも、そんな未来が訪れる事を願って・・・年賀状ブログおしまい。
1975年生まれ。不妊ピア・カウンセラー。「コウノトリこころの相談室」を主宰。28歳に結婚後、妊活をスタート。人工授精、体外受精、10年以上の不妊治療では二度の流産、死産を経験。子宮腺筋症で子宮全摘。44歳で生後5日の養子を迎える。数々のメディアや、大学で講演活動を行うなど、実体験を語っている。これまでの体験を綴ったエッセー、夫婦共著「産めないけれど育てたい。不妊からの特別養子縁組へ」2020年9月出版(KADOKAWA)