相変わらず月経痛はひどいけれど、ずっと悩まされていた漢方でいう血のめぐりが悪い「瘀血」症状が改善してきました。
夏から飲んでいたモロヘイヤ汁が良いのか、玄米茶がなくて偶然飲んでいる明日葉茶が良いのか、不妊治療をしていないのが良いのか、3ヶ月前から突然内膜がゴロゴロしません。
今日も作った、モロヘイヤ汁
作り方ざっくり:にんにくをオリーブオイルで炒め、モロヘイヤみじん切り投入、カツオ出汁投入、長芋すりおろしぐるぐる入れます。醤油・塩・コショーで味整える。
庭には絶滅したと思っていた子宝草がぽつんとひとつ芽をだして育っています。なんかおかしいですね。
この世に不動のものはない・・・誰かが言ってました。
人の気持ちも不動ではない、
私の周囲の環境も不動ではない、
どんどん移り変わっていきます。
子供が授かるまで不妊治療を辞めることはないと思っていたけれど、
どうやら受け入れ方向の日々です。だって、前に病院行ったのいつ?!今年、一回も治療してないっ。
これってもう辞めたってこと?あ、凍結卵があったのだ。。。だからそれを移植するんだろうなぁ。
保管中は通院していなくても不妊治療に入るのかな。
そんな全国統一ルールはない、自分でゆるく決めればいいのよ。
不妊治療の最後の日の「Xデー」がいつなのか、はっきりわからなくても曖昧でもいいんじゃないかな。
フェイドアウトでも。
ただ、ゆるやかにフェイドアウトするならば良いけれど、
辞めたくても辞められない、どうしたら不妊治療の呪縛から逃れられるの!?と思うケースもある。
辞めたら、子供を諦めなくてはいけない、子供を諦めたくないから、治療を辞めれない。
子供を諦めるのはつらい、だって子供が欲しいから・・・。
では、究極の質問、「子供が欲しいのは、どうしてですか?」「子育てしたいのはどうしてですか?」
そんなの深く考えたことないよ、って人多いでしょう。結婚して子供産んで、子育てするって普通の流れで思ってたからと。無意識の人もいるかもしれません、でもここでよく考えてみてください。
自分の心の中に「生殖ストーリー」があると聞いて、私も考えてみました。
子供が欲しいことをちゃんと考えてみたのはその時が初めて。そうしたら、私には私のストーリーが浮かび上がりました。そう、あったんですストーリー。だから子供が欲しくて、それが叶わないから苦しいんだ、と気付きました。
私の場合、幼少期の環境につながっていました。
長い間、描いていたことが絶たれるのは、すぐに受け入れられなくて当然です。
でも苦しい理由がわかると、少し楽になりました。人は理由とか原因を求める生き物なのかもしれません。その問題(ここでは不妊)が解決しなくても、心が楽になる方法はあるんですね。
1975年生まれ。不妊ピア・カウンセラー。「コウノトリこころの相談室」を主宰。28歳に結婚後、妊活をスタート。人工授精、体外受精、10年以上の不妊治療では二度の流産、死産を経験。子宮腺筋症で子宮全摘。44歳で生後5日の養子を迎える。数々のメディアや、大学で講演活動を行うなど、実体験を語っている。これまでの体験を綴ったエッセー、夫婦共著「産めないけれど育てたい。不妊からの特別養子縁組へ」2020年9月出版(KADOKAWA)