手術は年末か、それを逃せば手術室満室につき、2月になってしまう。
もう引伸ばす理由なんてない。クリスマス入院・・・そんな聖夜にひとり病室で過ごすのはちょっとどうかなと思うのですが、なによりもう月経が来てほしくない!1回も我慢ならない心境になってました。
そして私はクリスマスに入院を決定したのです。
けっこう急。
2週間後には「さよなら子宮式」をすることに。
心の準備。ゆっくりしている暇はないが、きっとたくさん考える時間があったら「迷い」が生まれそう。ということも怖かった。
今、今なら、今ならば!私は手を振ってさよならが言える。
がんばった子宮へ、さようならと。
小説をたくさん買い込み、ちょっとしたDIYもできるかなと裁縫道具も持ち込みました(が、実際は手術後に余裕なく小説読めず、裁縫道具も手をつけられずでした。またそれは続きのブログで)
この病院は全室個室、広くないけれどプライバシーは守られている。パジャマに着替えた自分を見ると急に病人みたい。ベッドで横になっていると、きっかり時間に昼、夜のご飯(おかゆ)が運ばれる。なんて楽なんだ〜
日頃カウンセラーとしてクライエントさんをケアする仕事をしていますが、こうしてケアを受ける患者側になることは貴重な経験になるでしょう。しっかり患者として勉強させてもらいます!
ベッドも変わって、空気も乾いてて、無機質な部屋。手術前日ということで安眠剤をもらい寝ました。
明日の朝は6時から検温で起こされる・・・早く寝よう。
1975年生まれ。不妊ピア・カウンセラー。「コウノトリこころの相談室」を主宰。28歳に結婚後、妊活をスタート。人工授精、体外受精、10年以上の不妊治療では二度の流産、死産を経験。子宮腺筋症で子宮全摘。44歳で生後5日の養子を迎える。数々のメディアや、大学で講演活動を行うなど、実体験を語っている。これまでの体験を綴ったエッセー、夫婦共著「産めないけれど育てたい。不妊からの特別養子縁組へ」2020年9月出版(KADOKAWA)