11月27日開催されたこうとう子育てメッセのご報告。
江東児童相談所の枠で里親発表会のトーク進行を務めさせていただきました。
集まった方のほとんどが初めて里親さんの体験を聞く方で、社会の関心が高まっていることを感じました。里親さんお二人の話はとても暖かいふたつとない実話・・・大変感動いたしました。
このお仕事につないでくれたこうとう子育てメッセを江東区と協働事業として仕切っているママリングス落合さんに感謝です。
「子育てメッセ」というのは、各自治体が開催しているイベントで、すでに子育て中のママパパが対象のお祭りなんですけれど、一般的に子ナシ家庭にはあまり関係のない内容が多いです。
江東区では珍しく、子育てを将来したいと願う妊活中の方や、実子以外の子育てを考えている人を対象としたプログラムが組み込まれています。大きな輪に入れてくれたみたいでとても暖かい町だな〜〜と思いました。個人的に児童相談所に相談に行くのはちょっと・・・という人も、こんなイベントでオープンに里親のしくみや、里親さんの話が聞ける場があるなら、行ってみようかなというきっかけになりますよね。子供がいる人もいない人もみんなで関わるのが地域。江東区、その点では最先端だと思いました。
終了後にホッとした顔で、全員で記念撮影。
こうとう子育てメッセに関わったスタッフ全員はこんなにたくさん〜〜っ大盛況でした。
1975年生まれ。不妊ピア・カウンセラー。「コウノトリこころの相談室」を主宰。28歳に結婚後、妊活をスタート。人工授精、体外受精、10年以上の不妊治療では二度の流産、死産を経験。子宮腺筋症で子宮全摘。44歳で生後5日の養子を迎える。数々のメディアや、大学で講演活動を行うなど、実体験を語っている。これまでの体験を綴ったエッセー、夫婦共著「産めないけれど育てたい。不妊からの特別養子縁組へ」2020年9月出版(KADOKAWA)