妊活マラソンランナーコウノトリ鳥子です。
リタイアしたかと思っていたでしょう、しかしまだ離脱してません。
実は先週、ずっと凍結保存していた受精卵を移植しました。最後の1個がずっとずっと保管されていたのです。体調がよくなったら移植しようと思っていたのですが、子宮腺筋症は悪化するばかりで年齢も増すばかり。もう、ここらで移植しないと、私の気持ちがクリニックに置き去りのままな感じがしまして、えいや〜ってな気分で移植を決意しました。
これが・・・最後の・・・
ちょっと怖いよね。やっぱり。
何が怖い?
自分がどうかなってしまうのかなって。
見ないようにしていることに向き合うことはしんどい作業だからね。
保存卵があると、通院していなくても不妊クリニックに片足突っ込んだまま生活しているみたい。
保存卵がなくなると、これで不妊治療を終えることはできるのか、気持ちはついていけるか不安。
2年ぶりです
ま、比べられるものではないのですが。
今後、高度生殖補助医療(体外受精、顕微授精)を1から
「ありませんでした、全部空砲でした」と医師から言われたことが2回連続あったときは、すべての努力と何十万円のお金がドブ川に流れていく絵が見ました。自分の一緒にドブ川に流れていきそうな・・・
子供は欲しい気持ちは変わらずありますが、不妊治療の妊娠率を考えると、受け入れるしかない。徐々にそのステップを進もうと思います。
あ!移植したのに全然期待していないっていうこの文章。いやだな^^;すっかり期待しないクセがついてますね、落胆が大きい
なのだけど移植した帰り道、駅前にお花屋さんがオープンしててピンクのかわいい春の花ラナンキュラス買いました。きっと気持ちが上がっているんだろうなぁ
判定日まで「ゆっくり過ごします」ではなく「ひっそり忍者のように暮らします」。とにかく今日までの薬の服用や
妊活中のみ
1975年生まれ。不妊ピア・カウンセラー。「コウノトリこころの相談室」を主宰。28歳に結婚後、妊活をスタート。人工授精、体外受精、10年以上の不妊治療では二度の流産、死産を経験。子宮腺筋症で子宮全摘。44歳で生後5日の養子を迎える。数々のメディアや、大学で講演活動を行うなど、実体験を語っている。これまでの体験を綴ったエッセー、夫婦共著「産めないけれど育てたい。不妊からの特別養子縁組へ」2020年9月出版(KADOKAWA)