11月発売のからだにいいことprecoにて、妊活インタビューの記事が掲載されています。
この本は、結婚してから身体のことを考えるのではなく、20代のうちから自分の身体をしっかり知って大事にしようという次世代ターゲットの1冊です。
私は妊活経験者としてお話しています。
未来のライフプランを記入する冊子付き。キャリアと一緒に考えていきたいですね。
情報が溢れる現代、若者たちはどんなところから情報を得ているか・・・大学生と話す機会がありました。
「恋愛するとセックスすると女性ホルモンがUPする」という話を聞きました。ネットで検索すると、本当にそんな情報がたくさんヒットされます。誰が書いているんでしょう。一般人のブログとか、美容研究家とか、どこの誰かわからないものもたくさんありました。
女性ホルモンは、多くても少なくてもよくありません。UPし続けることは異常ですし、時期(低温期、高温期)で女性ホルモンの種類も違います。
でも正しい情報はどこにあるのでしょう、誰も教えてくれませんよね。これでは大学生を責めらません。教えていない大人・・・とも言えます。
義務教育で性教育は知らんぷり、そのまま大人になってしまう日本の現状。性の本です、というと手がてませんが、こちらの本はイラストもかわいく、一般的にわかりやすいように構成されています。そう、プロ用ではなく、これからの未来のための一般の普通の女性の本です。(男性も読んでほしいけど)
妊娠を望む人だけではなく、自分の健康のこと、月経痛の病気のサインなどなど基礎知識満載の内容なので、ぜひ手に取ってみてくださいね。
1975年生まれ。不妊ピア・カウンセラー。「コウノトリこころの相談室」を主宰。28歳に結婚後、妊活をスタート。人工授精、体外受精、10年以上の不妊治療では二度の流産、死産を経験。子宮腺筋症で子宮全摘。44歳で生後5日の養子を迎える。数々のメディアや、大学で講演活動を行うなど、実体験を語っている。これまでの体験を綴ったエッセー、夫婦共著「産めないけれど育てたい。不妊からの特別養子縁組へ」2020年9月出版(KADOKAWA)