10年ほど前から愛読している女性のための健康生活ガイド「ジネコ」に養子を迎えたまでのいきさつ、養子を迎えて今どうなったか、を取材していただきました。
ジネコ内容は不妊治療のことがほとんどですが、こうして子育てをするもう一つの選択肢として取り上げてもらえるのはとても嬉しいです。私が養子縁組を考え始めたときには、情報は限られていて、ネットの中に数人養子を迎えた人がブログをしていた程度でした。そのブログを数日で読み込み、迎えた日のブログには涙を流していたことを鮮明に覚えています。
とても嬉しかったんです。会ったことの無いどこのどなたかわからない女性の家族に、赤ちゃんがやってきて家族が増えたことが・・・
ただ、家族像は見えなく、まだまだ他の家庭の情報が欲しい!と思っていました。
今回養子縁組ファミリーの当事者になり、取材に応じているのはそのためでもあります。どこかの誰かのお役に立てるのなら私たちの一つのストーリーでしかありませんが、疑問や質問にたくさん答えていきたいです。
ジネコサイトでも全文を読むことできます。
1975年生まれ。不妊ピア・カウンセラー。「コウノトリこころの相談室」を主宰。28歳に結婚後、妊活をスタート。人工授精、体外受精、10年以上の不妊治療では二度の流産、死産を経験。子宮腺筋症で子宮全摘。44歳で生後5日の養子を迎える。数々のメディアや、大学で講演活動を行うなど、実体験を語っている。これまでの体験を綴ったエッセー、夫婦共著「産めないけれど育てたい。不妊からの特別養子縁組へ」2020年9月出版(KADOKAWA)